こちらでは、埼玉県のリフォームの相場や助成金、リフォーム減税といった、リフォームに関するお金のことについて説明します。
埼玉のリフォームの相場
リフォームしたいところはたくさんあるけれど、いったいいくら掛かるのかわからない…そんな方のために、おおよその目安金額についてまとめてみました。
水回り
- キッチン…50~300万円
- 浴室…50~300万円
- トイレ…10~100万円
- 洗面…20~100万円
内装
- 居間…50~200万円
- 和室…10~200万円
- 洋室…20~250万円
- 玄関・廊下・階段まわり…20~150万円
外装
- 外壁工事・塗装…50~300万円
- 屋根工事・塗装…50~300万円
- ベランダ・バルコニー…20~100万円
- 外構…10~250万円
この費用を少しでも安くするポイント
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ポイントなどをまとめましたので気になる方チェックしてみてください!
埼玉県内自治体によるリフォーム助成金
埼玉県内の各自治体では、住宅のリフォームや新築の際、以下のようにさまざまな助成制度を設けています。
住宅リフォーム助成制度
住宅の機能維持、住まいの機能を維持し、より良い居住空間にするための修復・模様替え・増改築などに助成金を交付する制度。台所・バスルーム・トイレや、外壁・内装のリフォームにも交付されます。
バリアフリー改修に伴う助成制度
要介護認定居住住宅や高齢者住宅の段差を減らす・手すりを取り付けるなど、バリアフリー化を目的とした改修工事などに助成金が交付される制度。
太陽光発電助成制度
太陽光発電システムを住宅に設置した場合、助成金が交付される制度。太陽熱温水器やソーラーシステムなどの自然エネルギーや、省エネルギー機器の導入にも助成される場合があります。
防犯対策助成制度
一般住宅の防犯機器(センサーライトや防犯カメラ、防犯アラームなど)の取付けに対し、助成金を交付する制度。
ブロック塀等除去事業補助金
災害にも負けない安心な街づくりのために、地震の影響で倒壊する可能性があるブロック塀の除去に助成金が交付される制度。
屋上緑化事業助成制度
個人住宅やオフィスビルなどの建築物の屋上の緑化に助成金が与えられる制度。ベランダの緑化や壁面に関しても助成金が適用されることがあります。
リフォーム助成金の条件および申請方法
住宅リフォーム助成制度
埼玉県では、県によるリフォーム支援事業と県内の自治体によるリフォーム助成制度があります。県で行っているのは「多子世帯向け中古住宅取得・リフォーム支援事業」で、条件は18歳未満の子が3人以上の世帯、または18歳未満の子が2人で3人目を希望する夫婦がともに40歳未満の世帯に限られます。
補助対象となる住宅は戸建てが100平方メートル以上、マンションが80平方メートル以上です。40万円以上のリフォーム工事を行うものが対象になります。
申請方法は工事の見積書などをそろえて、県と埼玉県住宅供給公社それぞれの補助金交付申請書を作成します。それを埼玉県住宅課へ直接持参して申請します。
県内の自治体によるリフォーム助成制度は各自治体によって条件が違いますので、市役所の担当部署に問い合わせが必要です。
バリアフリー改修に伴う助成制度
埼玉県ではお年寄りや障害のある方などが利用しやすい建築物のリフォームを推進するため、通称「埼玉県建築物バリアフリー条例」を制定、平成20年7月に公布しています。これは国で定めた通称「バリアフリー法」に基づく条例で、公共の建物など特定の建築物に適用されます。
個人住宅のバリアフリー改修に伴う助成制度は、県内の各自治体が取り扱っています。自治体によってはバリアフリー改修の助成制度を行っていないところもあります。例えばさいたま市では住宅改修工事費として20万円を上限として補助しています。居宅改善整備費は上限30万円までで、どちらも障害支援課に申請をする必要があります。また要介護状態となる恐れの高い方の住宅改修工事費が補助されており、介護保険料の状態によって上限が15万円、10万円と決められています。この場合は高齢福祉課に申請を出します。
個人住宅の場合は、お住まいの自治体の福祉課などに問い合わせる必要があります。
太陽光発電助成制度
埼玉県は快晴の日数が日本一なので、それを利用した太陽光発電の普及を推進する補助金制度があります。県では「住宅用省エネ設備導入支援補助」という制度を実施しており、条件に適合した住宅に支給されます。条件は自己が居住する既存戸建住宅、または集合住宅に設置すること、申請時に県のエコ診断を受診すること、補助金の交付が決定してから工事することなどです。現在は住宅用太陽光発電についての補助金ではなく、太陽熱を利用したシステムに限定されています。
補助額は1件につき5万円で、所定の申請書を県知事宛に申請します。ただし予定件数は1000件となっています。
住宅用太陽光発電の補助金制度は各自治体が行っており、補助額も自治体によって異なっています。さいたま市では「スマートホーム推進・創って減らす機器設置補助金」という名称で、太陽光発電については条件によって2万円から8万円が支給されます。市役所の環境局へ申請することになっています。
防犯対策助成制度
埼玉県では「防犯環境整備推進補助金」という制度があり、各市町村が実施する防犯事業の経費を一部補助しています。商店街などの防犯カメラ設置やその他の犯罪防止対策に必要な経費などです。また、登下校の児童に配布する防犯ブザーの配布なども補助しています。補助金の上限金額は200万円です。申請する時は件の防犯・交通安全課へ問い合わせます。
各自治体によっても商店街や自転車置き場などの防犯カメラ設置の補助金を設けているところがあり、それぞれの自治体に条件などを確認する必要があります。
ブロック塀等除去事業補助金
地震が発生した時に建物やブロック塀の倒壊による被害を防止するために、埼玉県には解体費用助成金制度を設けている自治体があります。さいたま市をはじめ複数の自治体に限られていますので、ブロック塀の除去や古い木造住宅の除去などについての補助金が出るかどうかは建築指導課などで確認する必要があります。
屋上緑化事業助成制度
埼玉県では「民間施設緑化補助事業」制度があります。生活に潤いと癒やしを与えてくれるみどりを都市に増やすための補助事業で、建物の屋上や壁面などの緑化に対して補助金が出ます。対象となる事業は埼玉県の市街化区域内の民間施設です。条件が決められており、屋上緑化は100平方メートル以上、壁面緑化も100平方メートル以上、空地緑化も100平方メートル以上となっています。補助率は3分の2で、限度額は1500万円です。
またヒートアイランド現象対策として駐車場の緑化も推進しており、事業者に対して補助金を交付しています。駐車スペースを芝生などで緑化する場合なども交付されます。駐車場の場合の条件は、緑化面積が50平方メートル以上となっています。
規定の交付申請書が用意されており、申請については県の環境部みどり自然課みどり創出担当へ問い合わせる必要があります。
知らなきゃ損!埼玉で安くリフォームができる探し方
埼玉県には数多くのリフォーム会社が点在しています。
リフォームはその人の要望や建物の状況によって費用が異なり、概算もあまり出せません。
事前におおよその料金を知る方法は見積もりをとるしかありません。
では一体どこの会社に見積もりをだせば安くなるの?と思った方に朗報です。
同じような悩みを抱えている人は多いため見積もりは一括で複数社に出せるサービスを利用しましょう。
見積もり対象は大手リフォーム会社もたくさん含まれていますので、本当に知りたい情報がわかります!
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埼玉で評判のリフォーム会社おすすめランキング
だんだん古くなってきたトイレや浴室を新しくしたい、壁や屋根をきれいにしたい、家族が増えたのでリビングを広くしたいなど、リフォームの目的は様々です。
もしリフォームするなら、チラシやパンフレットだけじゃなく、実際にショールームに行って、例えばシステムキッチンに触れてみることで使い勝手の良さを体感したり、気づいたことをその場でスタッフの方に質問するなどしながら、生活空間を疑似体験してみるのが一番です。
現在、我が家では「キッチン」「浴室」「外壁塗装」のリフォームを検討しています。
こちらのサイトでは、自分なりに調べた埼玉で評判のリフォーム会社の情報をまとめています。せっかく集めた情報なので、“ここは良かった”と思う会社を「ショールームの充実度」「スタッフの提案力・対応力」「施工実績・特徴」で比較してランキング形式で紹介したいと思います。
さらに、1位に選んだ会社には、私たちがリフォームに関して気になったことをいろいろ質問してみましたので、これから埼玉でリフォームをしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1位フレッシュハウス
総合評価:★★★★★
ショールーム 充実度 ★★★★★ |
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提案力・対応力 ★★★★ |
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実績・特徴 ★★★★★ |
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2位オクタ
総合評価:★★★★
ショールーム 充実度 ★★★★ |
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提案力・対応力 ★★★★ |
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実績・特徴 ★★★★ |
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3位ナカヤマ
総合評価:★★★
ショールーム 充実度 ★★★ |
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提案力・対応力 ★★ |
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実績・特徴 ★★★ |
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4位ヒロタ
総合評価:★★★
ショールーム 充実度 ★★★ |
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提案力・対応力 ★★★ |
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実績・特徴 ★★ |
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5位無垢スタイル建築設計
総合評価:★★
ショールーム 充実度 ★★ |
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提案力・対応力 ★★★ |
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実績・特徴 ★★ |
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埼玉でリフォームをするならフレッシュハウス!
埼玉で一番のおすすめリフォーム会社として、フレッシュハウスを選びました。
フレッシュハウスは、累計実績100,000件以上の施工実績を誇るリフォーム専門会社。その実績や信頼性の高さを証明するポイントなど、1位となった理由を以下でまとめています。
施主の希望をカタチにする安心のフォロー体制
フレッシュハウスでは、メインの営業担当者が工事完了まで一貫対応してくれますので、予算や要望などこちらの意見をしっかり聞いてくれますし、話が行き違うといったことはありません。
さらに、サブ担当や各部門(エクステリアなど)の専門家によるフォロー体制が整っており、リフォームのプロ集団として施主の要望をカタチにしてくれます。
明瞭会計&見積もり依頼で様々な無料サービスも
フレッシュハウスの見積書には細目が記載されています。「工事費一式」といったざっくりとした表記の見積もりではなく、工事費の詳細はもちろん、サッシのサイズや価格といった材料費まで分かるので、予算に応じて使う材料の調整が可能。
また、仕様変更の際も迅速に見積に反映できるため、全体的なスピード対応にもつながります。
大きな工事を狙ったムダな提案をせず、「長く安心して住める家」をつくるために本当に必要な工事だけを提案・施工してくれるので、安心して任せられます。
耐震診断など無料のチェックサービスが充実している
現地調査をした上での正式見積を依頼し、希望すると下記の安全チェックを行なってくれるのもうれしいポイント。
- 家のゆがみ…レーザーを使って水平・垂直をはかります
- 盗聴・盗撮…高感度の発見器でご自宅の安全を確認
- 放射線量…ご自宅の気になるところをチェック
- 床下…基礎のズレやシロアリなど、実際に床下に潜って確認
- 含水率…家の木材の乾き・湿りをチェック
さらに、無料で耐震診断もしてもらえます。これは、建築士が「図面による間取りの確認」「外から見える建物の痛み具合」「床下部分の湿気具合やシロアリ」など、個人ではなかなかできない詳細な調査を行ない、心配を解消してくれます。
確かな技術力を証明する数多くの受賞歴

代表的なものとしては、「TVチャンピオン」の住宅リフォーム王選手権優勝、「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」インテリア産業協会会長賞受賞、「ジェルコリフォームデザインコンテスト」全国優秀賞受賞など。様々なコンテストで高い評価を受けるなど、リフォーム業界での受賞数はトップクラスです。
内装・外装などあらゆるリフォームに対応できることはもちろん、エクステリアのリフォームであれば、専門知識を持ったスタッフによるトータルデザインのプランニングも相談にのってくれます。
1位に選んだフレッシュハウスに、我が家が検討している「キッチン」「浴室」「外壁塗装」のリフォームに関することを色々と質問してみました。
- キッチン・浴室・外壁塗装のリフォームをお願いする場合、それぞれの予算と最終的な支払金額はどのくらいですか?
- キッチンの予算は工事費込で100万円程ですが、より良い設備に変更したりして金額が上がってしまうことも多く、最終的な支払金額は大体120~130万円になります。
浴室の場合、戸建ですと床下やドア周辺の内装工事が必要になりますので、予算は工事費込で80万円程、最終的な支払金額は120~130万円になります。また、給湯器の交換(15~20万円)が必要になるケースも多いです。
外壁塗装の予算は工事費込で40~50万円程ですが、2~3倍長持ちする塗料に変更される方が多く、その場合の最終的な支払金額は60~70万円になります。耐久年数は通常の塗料で5~7年ですが、長持ちする塗料であれば15~20年と長くなります。 - 工期はそれぞれどのくらいかかりますか?
- キッチンの標準工期は3日間です。工事開始前に、中身や周辺の片付けをお願いしています。
浴室はタイル張りからユニットバスへのリフォームの場合、標準工期は5日間です。ユニットバスからユニットバスの場合は2~3日で完了いたします。
外壁塗装の場合、足場を建てる・高圧洗浄などの日数が必要なため、標準工期は7日間となります。なお、雨天など天候によりお休みとなる場合がありますが、代金に変更はありません。 - 工事中の立ち会いは必要ですか?
- 室内作業の際は、荷物の搬入などがあり施錠せずに作業したり、解体の際に状況をご確認いただく場合がございますので、作業の進行についてご判断いただける方の在宅をお願いしています。お買い物に出たりなどは、お声がけいただけると助かります。
外壁塗装の際は、ご不在でも外の作業を進めさせていただきます。外出の際は、戸締りをお願いいたします。 - 外壁塗装する場合、ご近所さんに事前にお願いすることってありますか?
- 近隣のお家も含め、高圧洗浄の日は洗濯物が干せなくなります。「足場が隣家の敷地内にはみ出る」「高圧洗浄の日は隣家も洗濯物を干せない」などについては、弊社がご近所さんにご説明いたします。
- そういえば、「宇宙塗装」ってどんな塗装なんですか?
- こちらは、宇宙ロケットの断熱技術を応用した当社独自の塗装技術です。ロケットを高熱から守るために塗られる塗料を住宅用に応用したもので、断熱性・耐久性・遮音性・防臭性など、様々なメリットがあります。
- 期間中にリフォームプランナーさんはいらっしゃいますか?
- 内部・外部を問わず、指示が必要な日はお伺いいたしますし、それ以外の日もなるべく毎日顔を出すようにしています。何か気になる事があれば、いつでもご連絡ください。
- 細かいことなんですが、建てつけの悪いドアって、他の建具のリフォームついでに調整してもらえますか?
- 必ず対応できるわけではありませんが、建具屋さんが現場に入っていれば、サービスとして無料で調整することがあります。
- リフォームで交換して不要になった家財って、処分してくれますか?
- こちらも必ずとはいえませんが、交換するものの処分ついでにサービスで対応することがあります。
細かい質問にも、とても丁寧に答えてくれたフレッシュハウス。気になっていたことがわかって、すっきりしました。
累計100,000件以上という施工実績や様々なコンテストでの受賞歴など、その実力は施主さん達も太鼓判を押しています。また、長く安心して住める家づくりを第一に考えた無料チェックや耐震診断など、サービスの充実ぶりも1位に選んだ理由です。
埼玉エリアでリフォームをお考えの方は、ぜひ一度フレッシュハウスに相談してみてはいかがでしょうか?
※このサイトで紹介している情報は、全て2014年9月現在のデータを基にしています。各社のサービスや価格などにつきましては、公式サイトで最新の情報をご確認ください。
リフォーム減税の種類
既存住宅の改修工事(省エネ改修・耐震改修・住宅ローン・バリアフリー改修)を行い、市区町村に申請すると、固定資産税が減税されます。さらに、確定申告の際に所得税の特別控除を受けられます。
住宅ローン減税 ※最大400万円減税
住宅ローン等の年末残高の1.0%が、10年間にわたり所得税から控除されます。
省エネ減税 ※最大62.5万円減税
工事内容によって、一定の金額が所得税から差し引かれます。家屋に課せられる固定資産税の3分の1がカットされます。
バリアフリー減税 ※最大62.5万円減税
所得税が工事内容に応じて控除されます。家屋にかかる固定資産税の1/3が減額されます。
耐震減税 ※最大25万円減税
所得税が工事内容に応じて控除されます。家屋にかかる固定資産税の1/3が減額されます。
トラブルの時に相談できる埼玉県の機関・窓口
埼玉県および県内の各自体では様々なリフォーム助成金事業を行っていますが、トラブルが起こった時の担当機関や相談窓口を設けています。もしもそのような自体に見舞われた場合に利用すると、適切なアドバイスを受けることができます。
住まい相談プラザ
埼玉県住宅供給公社の相談窓口です。この相談窓口では住宅に関する色々な相談を受け付けています。住宅リフォームに関する相談もできますし、住宅建設に関する技術的な相談や瑕疵補修問題などの相談もできます。弁護士や専門相談員によるリフォーム相談は予約が必要です。
受付日時は午前10時から午後6時30分まで、年末年始(12月29日から1月3日)を除く毎日行っています。ただし住宅リフォーム相談の場合は第1・第3土曜日で、相談員は埼玉県住まいづくり協議会住宅リフォーム推進委員会委員が担当します。予約先は埼玉県住宅供給公社住まい相談プラザで、電話番号は048-658-3017です。
埼玉県住宅供給公社の住まい相談プラザは、JR大宮駅コンコース西口出口のそばにあります。また埼玉県の都市整備部住宅課(048-830-5573)でも問い合わせを受け付けています。
住まいるダイヤル
国土交通省の所管する公益財団法人「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」の相談窓口で、リフォームに関する相談をすることができます。法律に基づいて国土交通大臣の指定を受けた住宅専門の相談窓口なので、安心して利用できます。埼玉県だけでなく全国のリフォーム相談を受け付けています。電話相談もできますし、弁護士や建築士と直接面談して相談することも可能です。
経験豊富な建築士が直接電話で相談を受けてくれますし、専門の相談員は研修会や勉強会で住宅相談に関する最新情報を常にキャッチしています。また常駐弁護士を配置しているので、法律的な助言を受けることができます。
受付時間は月曜から金曜日の午前10時から午後5時までとなっており、祝休日と年末年始は除きます。
電話相談はナビダイヤルで、0570-016-100です。PHSやIP電話の場合は、03-3556-5147となっています。
住まいるダイヤルの3つの安心制度
「住まいるダイヤル」ではリフォームで悩んでいる人のために、3つの安心な制度が用意されています。これを利用すればトラブル防止に役立ちます。
- 1.「リフォーム見積もりチェック」
工事業者に見積もりを出してもらったが、専門用語ばかりで内容がわからないという人はたくさんいます。そのような場合に見積書を送れば無料でチェックしてくれるサービスです。相談員が図面や見積書を見て適正化どうかチェックしてくれますし、電話などで色々な助言をしてくれます。
- 2.「リフォームかし保険」
かし(瑕疵)というのは傷や不具合のことですが、もしもの時のために「リフォーム瑕疵保険」に入っておくとトラブルが起こった時に補償してもらえます。この保険に入っていると、リフォーム工事の途中や工事完了後に第三者検査員(建築士)によって現場検査が行われます。質の高いリフォーム工事が行われるので、トラブルを防げます。
- 3.「専門家相談」
リフォームのことで悩んでいる人は「住まいるダイヤル」に電話すれば、専門家相談の予約をすることができます。最寄りの弁護士会で弁護士や建築士と対面相談をすることができ、トラブルに対応してもらえます。
リフォネット
公益財団法人「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」が運営しているインターネットサイトです。安心してリフォームが行えるようにリフォーム支援をしています。例えばリフォームを進める手順やポイントについて詳しく説明してあります。事前にこれを読んでおくとトラブル防止に役立ちます。
またリフォームをしたいがどのような工事業者を選んだらよいかわからない、といった悩み事についてもサポートをしてくれます。実際にトラブルに遭った場合なども、全国の相談窓口、地方公共団体の相談窓口、当財団の相談窓口などを知ることができます。
これからリフォームをしたい人にはおすすめのサイトです。
主な相談事例
リフォームに関する相談には色々ありますが、特に多い相談事例について紹介しておきます。これら以外のことでも気軽に相談することができます。
- リフォーム工事に手抜きがあるのではないかと不安を感じている時。
- リフォーム工事の内容が、事業者の説明や契約内容と違っている場合。
- 訪問販売業者と契約を結んだリフォーム工事を解約したい。
- 事業者が作成した工事の見積書の内容や工事単価の見方を知りたい。
- 弁護士や建築士とリフォーム契約の内容について相談したい。
- リフォームをする時の事業者の選び方を知りたい。
- リフォームにいくらぐらい費用がかかるか知りたい。
- リフォーム工事を始めたら、追加の工事費用が必要だと言われた場合。
リフォームの手順とポイント
リフォームを成功させるには全体のフローを知っておく必要があります。そして手順ごとに気をつけるべきポイントを押さえておけば、リフォームのトラブルを防ぐことができます。
打ち合わせ
リフォームのトラブルで多いのは「計画と内容が違う」「聞いた覚えがない」といった施主と業者の間の食い違いです。このようなトラブルを防止するには、綿密な打ち合わせをする必要があります。特に大事なポイントは打ち合わせ内容をメモや録音などで記録することです。記録があればトラブルになった場合の解決方法が見つかります。
どのような記録を残せばいいかというと、日程と工期を正確にチェックすることです。工期が延びれば工事費も増えますから、これは打ち合わせで最も大事なポイントです。
次に記録するのは工事に使用する素材です。業者は専門用語を使いますが、わからなくてもきちんと記録しておけば、あとからリフォームの不具合が出た時に素材をチェックすることができます。
そして無断で追加工事をしない点についても確認し、記録しておきます。工事が遅れて追加工事が必要になる場合も考えられるので、そのような時は経費を上乗せしないなどの確認をしておきます。
調査
リフォーム工事をする時には現地調査が欠かせません。工事業者に実際に家の中のリフォームする場所を見てもらいます。場所にもよりますが、きちんと計測してもらって調査内容をデジカメなどで撮影しておくことがポイントです。調査した記録を残しておけば、実際の工事状況と照らし合わせることができます。
キッチンなどは形や幅によって工事金額が変わってしまいますので、正確に計測してもらうことが大事です。また工事業者がリフォームの内容についてヒアリングすることも必要です。業者と施主との間のコミュニケーションを取ることによって、どこを、どのようにリフォームしたいのかが明確になります。両者のコミュニケーション不足の場合に「こんなはずではなかった」というトラブルが発生するのです。
調査を行う時は家族は事前にリフォーム場所を片付けておき、質問や要望についてメモしておくことも大事なポイントです。
提案
調査をしてもらった時には要望をしっかり提案することが大事です。こんなことを希望したら恥ずかしいとか、体裁が悪いといった遠慮は無用です。要望や疑問点など気づいたことは業者側に提案をしてください。値段の交渉も関わってきます。施主側が提案すれば、業者側もそれに応じた提案をしてきます。双方の提案をまな板に乗せて検討することによって、より良いリフォームが可能になります。
施主側が色々な提案をすることによって、業者側は真剣に受け止めてより良い提案になることが多いです。もしも業者側が提案を無視するような態度を取るなら、契約を結ばない決断も必要です。提案を一緒に検討してくれる業者なら良いリフォームができます。
見積もり
リフォーム工事をする時は工事業者を決めます。その時に欠かせないのが見積もりです。見積もりの原則は複数の業者を対象にするという点です。工事業者の提出した見積もり書の内容を比較して、その中から最も良いと思う業者を選ぶのです。
見積もりを依頼する時のポイントは、要望などを同じ条件にすることです。条件が違ってしまうと見積もり内容も違ってしまうので、比較する意味がなくなります。
見積もりで大事なことは、どのようなリフォームが希望なのか具体的にすることと、その工事にかかる費用を明確にすることです。そのためには事前に家族でリフォーム内容について具体的に決めておくことです。
見積もりの内容ですが、できるだけ工事内容と費用が具体的に記してある業者を選ぶようにします。大雑把な内容でトータルの金額だけ書いてあるような業者は避けます。
施工
リフォーム内容が決まり、いよいよ工事が始まる時には近隣への挨拶を行うのが常識です。短期間でも工事の騒音などで迷惑をかけるので、近隣トラブルを防ぐためにも挨拶は必要です。
工事が始まったら業者まかせにしないで、希望どおりにリフォームが進んでいるか自分で工事仕様をチェックすることが大事です。進捗状況や疑問などは作業をしている職人ではなく、現場監督や施工業者に相談するように心がけます。疑問を感じたらそのままにしないで、すぐに質問することも大切です。見逃してしまうと、プランとは違う結果になってしまうこともあります。
完成
リフォーム工事が完了したら、工事業者の責任者と一緒にプランどおりに仕上がっているかどうかチェックします。もし不具合が見つかったら、工事代金を支払う前に直してもらいます。
引き渡しの前にしっかりチェックをしないと、あとでトラブルが発生した時に対応してもらえないことがあります。そのため完了チェックは1人ではなく、夫婦でやるようにします。建築の専門家に立ち合ってもらえば完璧ですが、それには費用がかかります。
リフォームは工事の完成が終わりではなく、その後のアフターケアが重要です。その点も契約時に確認しておきましょう。
リフォームに必要な期間
リフォームは行う場所によっては1日で完了する場合もあります。大きなリフォームだと1ヶ月から2ヶ月かかることもあります。リフォームが大がかりになれば打ち合わせ時間も1日では終わらずに3日かかる場合もあります。
フルリフォームの場合は一般的に3週間から2ヶ月が工期の目安です。クロスやフローリングの貼り替えは3日から5日間、ユニットバスの交換は3日間、洗面化粧台やトイレ交換程度なら1日で終わります。